協会設立の翌年、1960年度から続けている重点事業のひとつ。がんの研究・治療に取り組んでいる40歳未満の医師や研究者、看護師さんらから研究成果を募り、基礎、臨床及び疫学、看護等の部門に分けて、当協会が委嘱した選考委員が審査、受賞者を決めています。2011年度までに延べ1614人に、総額3億7630万円を贈呈しています。2012年度は2013年2月の選考委員会で受賞者15人が決まり、3月11日に贈呈式が開かれました。
写真はリボンの騎士ナイト(トークショーの場面)
協会の主催で普及・啓発のイベントを行っています。2011年には5月の看護週間に大阪府看護協会の協力を得てセミナー「ナースをがんから守る~女性の健康について共に考えよう~」、7月には音楽ショーとがんに関するトークを組み合わせたイベント「リボンの騎士ナイト~貴方をがんから守りたい~」を開催しました。そのほか、大阪で催されるがん関連の講演会やイベントを積極的に後援し、ホームページで紹介するなどPRに努めています。
成人病公開講座=大阪府立成人病センター講堂で
大阪府立成人病センター、大阪成人病予防協会とともにシリーズで開催しています。2011年度には4回開かれ、開催回数は55回に上りました。成人病センターの専門医らが、最前線のがん治療の話題などを一般の人向けに分かりやすく説明、会場からの質問にも答えています。
公益財団法人日本対がん協会の大阪府支部として、連携、協力して対がん運動を進めています。毎年9月はがん征圧月間の全国的なキャンペーンに参加、日本対がん協会発行の乳がん検診無料券のプレゼント企画などに取り組んでいます。